冷え性改善と血行促進にも働きかける

梅干しに含まれている「クエン酸」には、エネルギーを活性化させる効果があるため、冷え性改善や血行促進にも働きかけます。

中性脂肪値が高くなると、体内の血液はドロドロになってしまい、上手に循環することができずにさまざまな病気のリスクを高めたり、冷え性を引き起こす原因となります。

しかし、クエン酸には疲労回復や体内の血液をサラサラにする働きがあるので、健康効果をもたらしてくれます。

クエン酸は、なぜ体内の血液をサラサラにすることが可能なのでしょうか？梅干しに含まれているクエン酸には、体内の血液をアルカリ性へと促す働きがあります。

近年、現代人の多くは和食よりも洋食を好む傾向にあります。そのため、お肉やパン、バターなどの酸性食品を多く摂取しています。もちろん、酸性食品が体に悪いということではありません。

必要なものなので摂取する必要はありますが、食べすぎは体に悪影響を及ぼします。そのバランスを維持するためには、アルカリ性食品の摂取が欠かせません。

梅干しは酸性食品と勘違いされやすいですが、アルカリ性食品です。そのため、酸性の白米に梅干しをとることは、非常にバランスのとれた食生活になるのです。

それにより、良質な血液を作り出し、サラサラな血液をキープしつつ体内を循環するため、血行も促され、結果として冷え性の改善につなるのです。

冷え性の原因は血流不足です。血行がよくなると、手足の毛細血管まで血が巡るようになり、冷え性の改善や予防になります。

梅干しには冷え性の改善や血行の促進を促す働きだけでなく、血管を強くしたり、疲労を回復へ促す効果もあります。また、肝臓や腎臓などさまざまな臓器の機能を高めたり、修復させる効果もあります。

そのため、健康な体を目指し、1日1粒の梅干しを取り入れるようにされてはいかがでしょうか？ただし梅干しには塩分が多く含まれているので、食べすぎはかえって逆効果となり、体調を崩してしまうので、適量を守るように心がけましょう。

また、市販の梅干しは化学調味料を使用しているので、体にはよくありません。可能ならご自身で作ってみるのはどうでしょうか？梅干しの作り方が分からない・・という方もいらっしゃるでしょう。

そんな方はこの機会に梅やそのレシピについて学んでみてはいかがですか？

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