簡単梅シロップの作り方
梅の調理方法
青梅を使った簡単梅シロップに必要な材料
青梅を使った梅シロップ、つまり、梅ジュースは、収穫したばかりの青梅をすぐ漬けることで、風味高くキレのある爽やかな梅シロップへ仕上がります。

おおよそ1ヶ月程度で出来上がります。必要な材料は以下の通りです。
- 青梅1㎏
- 氷砂糖、もしくは上白糖1㎏(甘さを控えめにしたい場合は700g)
- 4ℓのビン(蓋がしっかり閉まるもの)
梅シロップは、使用するお砂糖の風味が反映します。氷砂糖は、純度が高い砂糖なので雑味が少ない上、少しづつ溶けていくので、梅の成分がしみだしてくる”スピード”とバランスがちょうどよいといわれています。
もちろん氷砂糖の代わりに、上白糖やてんさい糖、きび砂糖などを使用しても問題ありません。お砂糖にこだわって手作りしてみることも楽しみのひとつと言えるでしょう。
梅シロップの作り方
材料が揃ったら、いよいよ梅シロップを作ってみましょう。以下のような手順で進めましょう。
- ①ビンの消毒をする。
- まずビンを熱湯で煮沸消毒をします。ビンに熱湯そ注いで傾けて、回しましょう。その後、水気をふき取り、日の当たるところに置き、完全に乾燥させます。もし水気が残っているとカビの原因となります。
- ②青梅を洗う。
- 続いて、青梅をキレイに洗いましょう。ボウルに入れて流水で洗うとキレイになるでしょう。洗剤やスポンジなどを使用せず、ひとつづつ手で洗うのがポイントです。
- ③青梅をアク抜きする。
- 青梅がしっかり洗い終わったら、たっぷりのお水につけてアク抜きをしましょう。青くて硬い実の場合には、1~2時間程度つけることができるでしょう。
- ④青梅の水気をふき取る。
- アクが抜き終わったら、キレイなタオルで水気をよくふき取りましょう。ビン同様、水気はカビの原因ととなります。
- ⑤青梅のヘタを取る。
- 水気がとれたら、竹串を使い、ヘタをひとつづつ取り除いていきます。ヘタが残っているとエグ味がでてしまうので、キレイにとることで爽やかな風味となります。
- ⑥冷凍庫で一晩以上凍らせる。
- 青梅を袋にいれて、冷凍庫で凍らせます。青梅を凍らせることで梅の繊維が破壊され、梅のエキスが出やすくなり、発酵の可能性も少なくなります。
- ⑦青梅と氷砂糖をビンに入れていく。
- 青梅と氷砂糖を交互に入れていくことがポイントです。まず青梅をビンの底に敷き詰め、その上に氷砂糖をのせます。その後、青梅をのせて氷砂糖をのせるを繰り返し、蓋をしっかり閉めます。
- ⑧冷暗所に置く。
- 蓋をしっかり閉めて、安置所で保存します。可能ならお砂糖が溶けやすいように、毎日ビンをゆするようにしましょう。1週間~10日程度でエキスはほぼ仕上がります。10日頃まで梅の実を取り除きましょう。
- ⑨アクをとって完成!
- 梅シロップから実を取り除いたら、目の細かい布で濾し、湯煎のお湯で15分程度弱火にかけます。冷めたら、冷蔵庫で保管しましょう。しっかりと密封すると、1年程度楽しめます。
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