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梅に含まれる栄養素と成分

梅に含まれる栄養とは?

多くのみなさんが、「梅干し1日1粒で医者いらず」という言葉を一度は聞いたことがあることでしょう。では、梅干しにはどのくらいの栄養素が含まれているかご存知ですか?

梅に含まれる栄養素と成分

近年の研究で、梅干しは医学的にも栄養学が素晴らしい食材であることが分かっています。そもそも梅は昔から、薬として重宝されてきました。

それはさまざまな種類の有機酸や栄養素が含まれていたからです。では、どのような栄養素が含まれているのか、ひとつづつ確認してみましょう。

梅に含まれている栄養素と成分

梅の独特な酸っぱさは、クエン酸やリンゴ酸などの「有機酸」が豊富に含まれているからです。これらの酸味成分は胃液の分泌を促す働きや、食欲増進効果などがあります。

特に有機酸の中のクエン酸には、体内で食べ物を分解し、エネルギーを生み出すので疲労回復や、抗酸化作用や殺菌・除菌効果などにも優れています。梅肉エキスには、「ムメフラール」という成分が含まれています。

この成分は長時間煮詰めることで抽出され、血行改善を期待できます。さらに、抗酸化作用や老化防止、生活習慣病の予防効果を期待できる「ビタミンE」も豊富に含まれています。

これらの栄養素や成分以外にも「カルシウム」、「鉄」、「ビタミンA」、「ビタミンC」、「カルシウム」、「カリウム」、「マグネシウム」などのミネラル類も豊富に含まれています。

用途に合わせて梅を選ぼう!

梅は、さまざまな形態に加工して摂取します。加工する方法によって、適した梅の種類や状態は異なってくるので、用途に合わせた梅を選ぶことは重要です。

たとえば梅を原料とする加工品と言えば”梅干し”があります。梅干しは、実が熟し始めたものを使うのが最適です。完熟の梅なら、梅の栄養素をしっかりと摂取することが可能でしょう。

同じ梅でも”梅酒”へと加工する場合は、まだ熟していない青梅を使用するのが基本です。実に傷がなく、張りがある青々している梅が最適です。また、”梅シロップ”や”梅ジャム”も、梅酒同様、青々した青梅を使うのがベストです。

いずれにせよ梅は生で食べることはできないので、加工するようにしましょう。

なぜなら、青梅には「アミダクリン」という成分が含まれており、酵素によって分解されると青酸が発生し、中毒症状を引き起こす危険性があるからです。

そのため、梅は必ず加工して食べる必要があるという事になります。


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