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殺菌・抗菌効果で病気を避ける

梅干しは保存食の王様!

昔からお弁当には、梅干しが必ずと言っていいいほど使用されています。

白いご飯に梅干しがひとつの日の丸弁当やおにぎりの定番具材としても親しまれていますが、梅干しには強い殺菌効果があるので、とても適していることなのです。

殺菌・抗菌効果で病気を避ける

お弁当に入れるだけで、他のおかずが腐るのを防ぐことも可能です。そんな梅干しは、奈良時代にはお菓子として食べられており、平安時代になると中国から薬として、梅干しが伝わってきました。

その後、梅干しは縁起物のメイン料理に添えられたり、武士が戦いに出かける際には梅干しを常備していたことから、すでにこの時代に、梅干しには疲労回復もあり病気予防としても知られていたと考えられています。

江戸時代になると梅干しは庶民の間でも浸透し、現在では日常的に食されています。

食あたりや食中毒を防ぐ梅干しの殺菌・抗菌パワー

梅干しの殺菌効果の威力を調べるために、紀州梅効能研究会が次のような実験を行いました。

まず黄色ブドウ球菌を入れた2本の試験管を用意し、ひとつの試験管のみ梅干しをいれ、人間の体温とほぼ同じ37度まで温めます。どうなったのでしょうか?

梅干し入りの試験管は背景の模様が透けて見えるほどクリアな状態をキープしている一方、もうひとつの試験管は黄色ブドウ球菌が大量に増殖し、濁ってしまいました。

この実験から、梅干しには食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌の増殖を防ぐ働きがあることが証明されました。梅干しにはクエン酸が含まれており、このクエン酸が食中毒を引き起こす細菌に効果を発揮します。

体力が落ちて免疫力が低下していると感じる時は、細菌の影響を受けやすいので、梅干しを食べて病気の予防を心がけるようにしましょう。

お気に入りの梅干しを探してみよう!

わたしたちにとって梅干しは身近な食材ですが、豊富な種類で作られています。それにはまず一般的に食べられている赤じそ漬けの梅干しが挙げられるでしょう。

塩漬けした梅を赤じそにつけることで、独特の鮮やかな赤色の梅干しへと仕上がります。また、甘い味付けが特徴的なはちみつ梅干しもあります。

普通の梅干しを塩抜きし、はちみつに漬けることで甘酸っぱい梅干しになるので、子どもでも美味しく食べられる梅干しといえるでしょう。

さらにカリカリ梅やかつおなどで味付けされた梅干しもあります。是非、お気に入りの梅干しを見つけ、毎日食べて健康な身体を目指しましょう。


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